ディレクトリ構造をツリー形式で表示するためのコントロールです。
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基本的な使い方
FileTreeView コントロールは、ローカルのファイル構成をツリー形式で閲覧または選択できるコントロールです。
選択したファイルはドラッグ&ドロップすることもできます。
FileTreeView コントロールを使用したサンプルアプリケーションの外観を以下に示します。
画面は大きく分けて 3 行の構成となっており、1 行目は FileTreeView コントロールに対する設定、
2 行目は FileTreeView コントロールと選択されたディレクトリ内のファイルを示すための ListBox コントロール、
3 行目は選択されたディレクトリまたはファイルの各種情報が表示されています。
このサンプルコードは非常に長いため、その一部を次に示します。
FileTreeView コントロールには、IsFileEnabled プロパティ、RootNode プロパティ、ExtensionFilter プロパティがあります。
IsFileEnabled プロパティは、FileTreeView コントロール上にディレクトリのみを表示するか、ファイルも表示するかを設定できます。
RootNode プロパティは、FileTreeView コントロールのルートノードのフルパスを設定できます。null または Empty の場合はすべてのドライブが表示されます。
ExtensionFiliter プロパティは、表示するファイルの種類を拡張子でフィルタリングするためのプロパティです。
これは FileTreeView コントロール内に表示するファイルだけでなく、選択されたディレクトリに対するファイルリストにも有効となります。
さらに、FileTreeView コントロールは、選択されたアイテムをドラッグ&ドロップすることができます。
ドラッグされたオブジェクトは YKToolkit.Controls.FileTreeNode クラスとなります。これを受け取るためのコードビハインドを以下に示します。
また、YKToolkit.Controls.FileTreeNode クラスは System.IO,FileSystemInfo クラスである NodeInfo プロパティを持っているため、
選択されたディレクトリまたはファイルの情報は NodeInfo プロパティから取得できます。
サンプルアプリケーションではこの NodeInfo プロパティから様々な情報を表示しています。