画面遷移アニメーションをおこなうコントロールです。
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基本的な使い方
Transition コントロールは、画面遷移アニメーションを実現するためのコントロールです。
複数のユーザコントロールをアニメーションとともに入れ替えることができます。
表示結果は TransitionControl と同じですが、その内部構造の違いから、コンテンツの指定方法が異なります。
Transition コントロールは、Source プロパティに指定されたオブジェクトを表示するコントロールです。
ただし、Source プロパティには必ず ITransitionListItem インターフェースが実装されたクラスを割り当てる必要があります。
ITransitionListItem インターフェースは Name プロパティと Type プロパティを持っています。
Name プロパティに画面名、Type プロパティに表示するオブジェクトの System.Type 情報を設定する必要があります。
以下に Transition コントロールを使用したサンプルコードを示します。
1 つ目の ComboBox コントロールで ITransitionListItem インターフェースを実装した TransitionListItem クラスが選択できるようになっています。
それぞれのアイテムには Name プロパティと Type プロパティを設定しています。
Type プロパティで設定している "vw:Page*View" というオブジェクトは、あらかじめ作成してある Page*View という名前のユーザコントロールです。
この ComboBox コントロールで選択されたアイテムが Transition コントロールの Source プロパティに設定されるようにデータバインドされています。
また、Transition コントロールにはアニメーション方向を指定するための Direction プロパティがあります。
こちらの設定は 2 つ目の ComboBox コントロールで選択できるようにしています。
ここで、Page1View のコードについて見てみます。UserControl なので、必要が無い限り YKToolkit.Controls 名前空間を定義する必要はありません。
また、DataContext プロパティに ViewModel を割り付ける必要がありますが、ここでは XAML 上で対応する Page1ViewModel を割り付けています。