Standard Controls - Canvas

 コントロールを指定座標位置に配置するコントロールです。 WPF は相対座標を用いるレイアウトが一般的ですが、絶対座標による配置をしたいときもあります。 そんなときに使うパネルがこの Canvas コントロールです。

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Left、Top、Right、Bottom 添付プロパティ

 Canvas コントロールでコントロールを配置するとき、 その配置座標は Left、Top、Right、Bottom 添付プロパティで指定します。 サンプルとして Button コントロールを配置します。

<Window x:Class="WpfApplication2.Views.MainView"
        xmlns="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml/presentation"
        xmlns:x="http://schemas.microsoft.com/winfx/2006/xaml"
        xmlns:sys="clr-namespace:System;assembly=mscorlib"
        Title="MainView" Height="200" Width="250">
    <Canvas>
        <Button Canvas.Left="10" Canvas.Top="50" Content="Click me!" />
    </Canvas>
</Window>
Code 1 : 左から 10、上から 50 の位置に Button コントロールを配置する
Fig.1 : 指定された位置にボタンが配置されている
指定している数値はデバイス非依存ピクセル、DIP という単位で表現されています。 この単位はデバイスの DPI 設定に関わらず 1 DIP = 1/96 インチと定義されています。 そのため、WPF では DPI を意識せずに UI を実装することができます。

 右からの位置を決める場合は Right、 下からの位置を決める場合は Bottom 添付プロパティを使用します。

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